昨晩のBS-hiはバレエ三昧の日、マリインスキー劇場2008年の「白夜祭」を楽しみました。
解説によれば、1920年代に西欧(特にパリ)で話題白熱のロシア・バレエを、20年くらい前から本国でも定常的な催し物としたのが、もちろんゲルギエフ。彼の火の鳥はCDで何度と無く聞きましたので、美しい映像と共にその音楽と音響を併せて楽しめました。
主役がこのエカテリーナ・コンダウロワ、まさに役に成りきったその演技は素晴らしいものがありました。だいぶ前にBS-hiで見たカナダバレエのスタジオ収録映像(音はゲルギエフ指揮の演奏)も凄かったのですが、実際の舞台でこれだけのスケール、臨場感を作り出す技術にもホレボレしてしまいます。
5.1CHでは無かったのが唯一残念にも思いますが、我が家のオーディオとしても久々の優れたソースで、良い音楽を堪能できました。