久々のオペラ(オペレッタ)を観に行きました。場所は相模大野グリーンホール、チケットはインターネットで購入。このソフィア国立オペレッタ劇場は初来日と言うことですが、オペレッタを最も得意とするブルガリアの名門劇場だそうです。
本日のキャストは、入り口に貼り出されていたのですがメモはしませんでした。ダニロ伯爵、ロジョン、男爵夫人のヴァランシェンヌ役は若手で固め、ハンナ、ツェータ男爵らはベテランが良い味を出していたように思います。特に、ダニロ伯爵のバリトンは非常に良くとおる声で、素晴らしいものでした。またツェータ男爵役の方も、スキップしながら登場したり、片言の日本語を交えた大変ユーモアのある演技で、魅了されました。
しかし、このオペレッタは本当に素晴らしい作品です。次から次へと美しいメロディーが山盛りに出されます。「あぁ、これもメリー・ウィドウの中にあったんだ」と、何度も感激させられました。第三幕のカンカン踊りは大喝采で、男爵夫人はプロのダンサーに混じって、大活躍です。客席からのリズミックな拍手が、さらに舞台との一体感を作り出します。
15:00開演のためか、老カップルと思われる観客も、数多く見られました。それぞれに笑いながら、うっとりしながら、このオペレッタを楽しんでいた事が、良く分かりました。私も家内も時々は、このような楽しいオペレッタが来たらまた行こうね、と帰宅の途につきました。