藤沢市民会館大ホールに行ってきました。大変立派な施設で、駅からは少し歩くのですが、広々とした敷地に余裕のある建物が見えてきました。藤沢の市内を初めて歩きましたが、整然として高級感のある、大変素晴らしい街だと思いました。最上階の安い席を取ってあったので、声がちゃんと届くか心配もありました。大ホールの真中にポツンとピアノが置いてありました。
本日の演目は、シューマンの歌曲集「詩人の恋」、シューベルトの三大歌曲集から5曲、リストの歌曲が5曲でした。私の手持ちのCDは、モーツァルトとメンデルスゾーンだけでしたので、あの美しい歌声がさらに別の作品で聴ける事を楽しみにしていました。
演奏が始まりました。この大きなホールで、しかも最も遠い位置にある私の席まで、透き通った声が聞こえてきました。何と美しいのだろう・・・・来た甲斐があった、感慨も新たに楽しむことができました。伴奏のピアノは天板を閉じていました。決して声を張り上げないタイプの歌手だと思うので、うまくバランスした音響と思いました。
休憩をはさんで、シューベルトの歌曲が演奏されました。うーん・・、何か違う・・・、それはそうですね。いつもディスカウなどのCDを聴いている私の耳では、なかなか馴染めないところもありました。やはりモーツァルトを聞きたかったなぁ、どうもテオドッシュウの激しい歌を聞いたあとの、久々の声楽演奏だったこともあって、やや消化不良の演奏会となりました。