
一週間前の放映を見ました。バス・バリトンと言う低い声にも、「天使の声」があるんだと、改めて感心しました。
ターフェルはどこかのコンテストで、ホロストフスキーに負けて第2位になった経験もあるのですが、いまやヨーロッパでは追っかけ軍団が存在するくらいの実力派歌手だそうです。街中で「君はターフェルを知っているか?」と言った質問がでてくるくらい、彼のファンである事を誇りに思っている欧米人が多いと聞きました。

コンサート一曲目はタンホイザーから「夕星の歌」、これは曲の出だしからホロッとなる名曲ですが、まさに天使の歌声で感動しました。ところが第2部に入ってからのファルスタッフ、これがまたイギリスご当地の当たり役らしいのです。彼にこんな一面があるなんて、初めて知りました。※ドン・ジョバンニの脇役などでも面白かったことを覚えていますが、、、


続くグリモーとの共演も素晴らしかったです。音楽で結ばれた感性による二人の芸術性をまざまざと感じさせられました。


今回の指揮者はロジャー・ノリントン、そしてカラフルな衣装をまとった女性団員を含むBBCオーケストラの演奏は、いつもながら見事でした。実質10万人が参加すると言うこのイベント、どこかの年末歌合戦とは規模や観客の期待度が全く違うと感じました。
