ブログテーマから外れるのですが、大変懐かしく思った番組がありました。日本シリーズ3連敗のあと、4連勝して日本一になった西鉄ライオンズと稲尾選手の物語です。
この手に汗握る試合があったのは昭和33年で、稲尾21歳の若さだったそうです。私も黒白テレビで観戦したことを思い出します。
父親の反対を押し切って、3年間だけの約束で入団したものの、バッティング練習投手の役しか与えられなかったとのこと、それでも400球の内に100球も練習できると、前向きに腕を磨いたとか。
同じ昭和33年、ジャイアンツに入団したのがご存知、長嶋!! 日本シリーズ第1-3日目は全く歯が立たなかったそうでした。
3連敗の土壇場で編み出したのがノーサイン投球、長嶋が打つ直前まで狙うところを見せない点に対抗して、考え抜いた結果がコレでした。
絶妙のコントロールを持つ稲尾だからこそ、実現できた技なのですね。
見事、長嶋も全く手が出ない状況に追い込むことができたのです。
稲尾さんはつい昨年、亡くなられたようです。
現役途中で肩をこわし、早めの引退だったそうですが、全力で物事に挑んだので全く悔いがないと、素晴らしい発言をされていました。
ついでになりますが、私が応援していた西鉄 豊田選手のサインがありますのでUPしました(左下)。