
友人と共に3人で新国立に行きました。スヴェトラーナ・ザハロワ、だいぶ前にやはり新国立で、ラ・バヤデールを見たことがあります。現在はボリショイにいますが、かつてのキーロフで名声を高めた美しいプリマです。絵になるダンサーなのだと、今回つくづく思いました。
パンフによれば、現在は新国立のスペシャルゲストに迎えられ、2002年以降は毎年のように来日しているとありました。私がバヤデールを見たのは2003年のようでした。


ちょうど一ヶ月くらい前にNHKで「マリインスキー・バレエのミューズたち」と言う番組が放映されました。若手に混じって、ザハロワ、ヴィシニョーワ、ロパートキナと言った現代最高のプリマのドキュメンタリを楽しみました。


彼女はメーキャップをするとドキッとするような容姿に変わるのですが、素顔はとても親しみやすく、考え方がとても素直な印象を持ちました。優れた才能が開花して、早くからプリンシパルとして活躍してきたのですが、決して自分の演技に満足することなく、また見に来てくれるお客様の拍手や涙を見ると励まされる、と語っていました。


さて、新国立での「白鳥の湖」は、さすが彼女の18番とも言われる素晴らしい演技でした。背丈があり、すらりと伸びた腕と長い脚、動作がとても柔らかくて且つ繊細、大きな振りにも余裕のある演技は、圧倒的な存在感があり魅了されました。新国立のダンサーたちも素晴らしく、定評のあるコールド・バレエ(群舞)は、日本ではここでしか見られないと思います。


アッと言う間に2時間余りが過ぎてしまいました。幕間の友人とのおしゃべり、ワイン(@500)が美味しかったのが思い出されます。ところで新国立の唯一の難点は座席です。ぜひ設計をやり直してほしい、、、せっかくの豪華な舞台が全部見れないのは残念ですから。例えばバスティーユを参考にするとか、何とか予算をいただいて改善されることを切望します。