もうアムステルダムに来ています。コンセルトヘボーの第1夜はネザーランドフィルの演奏を聴きました。
指揮はYakov Kreizberg、クラリネット独奏がLeon Boschと言う顔ぶれで、マイナーと思われるのですが満席の状況でした。曲目はドボルザークから作品108、モーツァルトの協奏曲、そしてチャイコ「悲愴」です。客のマナーがイマイチのところもあり、3楽章のあとに盛大な拍手があったりで、指揮者もドギマギしているように見えました。女性のコンマスはどこかの放映で見たような覚えのある方でした。
しかし演奏が始まると、素晴らしい音楽を楽しむことができました。あの歯切れ良い弦の音、そして張り裂けるような管の響き、ダイナミックレンジの広さなど、国内のホールでは味わえない雰囲気の音でした。もう一夜、チケットを取ってありますので、また書きたいと思っています。