
東京オペラシティのコンサートに行ってきました。昨年は果たせなかった初の来日で、大阪、名古屋、王子ホールに続いての最終日でした。
類まれなる美しい声と美貌、そしてドラマチックなオペラのみならず、コミカルな演技にも大変人気のあるソプラノです。手持ちの映像としては、ラモーの「優雅なインドの国々」、そして2006年ザルツブルグ音楽祭ガラなどがあります。
プログラムはとても多彩な作曲家、例えばアーン、コープランド、バーバー、プーランク、ファリャ、モーツァルト、サティなど、まだまだありました。知らない曲でも、どんどんプティボン流に引き込まれていきます。

そうそう、私がインターネットラジオで録音した、昨年ザルツブルグ「アルミーダ」と、今年のZAMPAなどもそうでした。この写真を見ると年齢が良く分からないのですが、プログラムによれば今年38歳、もう10歳のお子さんがいるそうです。
声の質は素晴らしいものがあります。天使の声と言っても過言ではありません。また思っていた以上の、圧倒的な声量もありました。しかし何と言っても感心するのが、大変なサービス精神に満ちた歌唱と演技でした。打楽器を使いながら歌ったり、伴奏の方と一緒におもちゃの鉄砲でコントをやったり、特にフィガロの時は舞台を真っ暗にして、うっすらとしたケミカルボールの光だけで歌った光景が印象的でした。



アンコールになると、観客も総立ちになるくらい盛り上がってきました。日本語でみんなを笑わせたり、お客の心をしっかりと掴むことのできる、本当の「プロ」を感じました。
中でもホフマン物語のオランピアは、一度ぜひ全曲を観たい演目と思いました。彼女の素晴らしい面がすべて出てきそうです。
サイン会もありましたが、とにかく長蛇の列なので諦めて写真だけ撮らせてもらいました。またどこかで彼女のアートに接する機会を待ちたいと思いました。
