週末は何かしら物作りに励む事が習慣になっていますが、5.1ch用のセンタースピーカーの工作を楽しみました。
今までは、在り合わせの10cm-12cmスピーカーを使っていましたが、ナレーションが宙に浮いたような声になる、また中央から出てくる楽器の音が貧弱で物足りないと感じていました。今回新たに使用したユニットは能率83dB、f0=80Hzの10cmです。特にfostexには拘らず、ハブ径の大きなものを選びました。BOXは容積が3-4L、奥行きが35cmくらいあります。写真にはありませんが、背面にバスレフのポートをつけました。このSPは実効質量m0の数値が分からないのですが、相当大きそうです(※能率が低い事からも想像できます)。
ポート長の計算は行わず、10mmずつ切り詰めながら聴感で決めました。80mmくらいからスタートしましたが、どうも前後から独立した音が出るように感じる、
60mmくらいが最も低音が出るが高音が耳に刺さる感じ、結局は50mmくらいにFIXしました。スピーカー全体で音を出しているような感じです。AVアンプのレベル調整を済ませて、5.1ch全体のバランスがだいぶ良くなりました。こうやって試行錯誤する楽しみは、なかなか捨て難いものですね。
もう一つの工作は、新調したプリンターのカバーです。オーディオルームの天井にぶら下げていたビニールシート(音響拡散用)の余りを裁断して繋ぎ合わせ、周りをタケヒゴで固定しました。なかなか良い感じになりました。この機種は初めてのCANON製品ですが、今まで買いつないできたHP社の良いところほとんどを取り入れています。年賀状シーズンに入りますが、良い買い物をしたと思っています。