トニー・ザイラー主演の映画が、BS2で今週2回ほどありました。その一つには何と、あのイナ・バウワーも共演したのです。
映画の題名は「空から星が降ってくる」、1961年の制作です。荒川静香さんの演技によって、往年の選手として名前だけ知っている彼女の技術と演技を、大いに楽しみました。とてもチャーミングで美しい方でした。
話はドイツでの競技シーンから始まります。フリーよりも規定重視の審判に悩んで、母親が試合のボイコットと引退を宣言するあたりから始まります。再就職したのが、叔父の経営するホテルのフロント、そこで軽飛行機を操縦するザイラーと出会います。
壮大なオーストリーアルプスをバックにして、氷河への着陸やスキーシーンなど、人間関係と景色のマッチングも素晴らしいものでした。
紆余曲折の後にリングに立つバウワー、バックのスケーターの演技、音楽、衣装も抜群でした。
そしてクライマックスは彼女の「イナ・バウワー」、思わぬ映画のプレゼントをもらって、大変嬉しい日になりました。
(NHKさん、ありがとう^^)
※もう一つの映画は有名な「白銀は招くよ」、週末にでも楽しみたいと思います。