
放送されてからだいぶ経ちましたが、全幕見終わりました。1/13の公演が、翌々日には日本でも字幕付きで上映されていたのですね。

とにかくそのスケールの大きさにはビックリしました(音響も抜群!)。作曲者自らの指揮による演奏と、メイキングの様子にも大変興味が湧きました。

そして、タン・ドゥンが夢見たドミンゴとの共演、4-5ヶ月に渡る練習はさぞかし大変だったかもしれません。

王女にはエリザベス・フトラル、初めて知ったソプラノですが、この役柄にピッタリの歌手でした。(決して太ってなんかいない!)

彼女の経歴、出身国など、調べてもなかなか出てきません。salz音楽祭出演、CD情報が少しくらいでした。

ベルクのルルを初めて聴いたのを思い出したのですが、メロディアックさは無く少し我慢しながら聴く面もありましたが、ストーリーとその演技には惹き込まれました。

彼女の近景は決して若い方でもないかな?くらいに思ったのですが、舞台に立つとその存在感は絶大で、まるでそこに若い王女がいるように思えるのでした。

この時はビバリー・シルズが元気にインタビューとレポーター役で動き回っていました。本当にあっけない事でした。