5月末から6月にかけて、ドレスデン⇒ライプツィヒ⇒ベルリンを旅してきました。コンサート以外の写真と記録をご紹介します。
ドレスデンはドイツの「京都」、エルベ川のほとりにある大変美しい町です。しかし第二次大戦の傷跡は凄まじいものを感じる事が多く、壊滅的なまでに爆撃を受けた事が残念でたまりません。
建物の多くは修復に当り、真っ黒に煤けた元々の石材が使われました。市民の「意地」を感じさせる、独特の風景です。初日は王宮を訪ね、有名なドレスデン・グリーンなどを見てきました。
48時間有効の観光者用チケットを購入し、ほとんどの美術館と交通機関を自由に利用する事ができました。最初の写真と右は有名なタイル製の壁画です。
すでに公演の模様を紹介したゼンパー・オパーの、昼間の写真です。ヨーロッパ最古の歌劇場で初演されたタンホイザー、薔薇の騎士、サロメなどの演目を持ってくる、今年の日本公演が待たれますね。
開演前の舞台にかけられたカーテンです。格調高く、ずっしりとした、味わいある芸術品ですね。
その上方にも美しいフレスコ画(でしょうか?)が描かれていました。
このような「入れ物」で観るだけでも、本場のオペラを楽しめそうな、ワクワクした気分になってきます。
下の写真は宿泊したホテルです。
郊外にある近代的な建物で、カフェー・バーなども充実していました。ここで最初に飲んだビールの味が忘れられません。インターネット接続は無線LANが使え、カード払いで60分10ユーロ、ちょっと高めでした。