
上野では東京オペラの森2007のイベントが宴たけなわです。前回の奏楽堂に続いて、本日は国立博物館にある表慶館を訪れてみました。
この建物は、1909年に大正天皇のご成婚を祝して建てられたそうです。ドームの屋根が際立つ魅力的な概観をしていました。


中に入るとさらにビックリします。丸天井には美しいレリーフが刻まれ、三階建ての上に位置する高さがあります。どのような音響で聞けるのか、とても楽しみにしていました。



ギターの鈴木大介さんは、FM放送ですっかり御馴染みの演奏家ですが、生に接するのは初めてでした。合間に少しお話をされたのですが、もういつもの放送を聞いているようで、とても楽しくなりました。有名なソロ演奏も何曲かされたのですが、印象に強かったのは伴奏の時だったように思います。

平松さんは今回の公演で初めて知った歌手でしたが、西ドイツで活躍された経歴を持ち、バッハのヨハネ受難曲でデビューされたそうです。このホールは教会さながらの残響が混じり、とても良い響きでしたが、平松さんの声は直接音も良く透っていました。特にモーツァルトやシューベルトのアリアは美しく、また力強く、涙が出るほどでした(鈴木さんもあとでそれを仰っていました)
さらに良かったのが五木の子守唄、これを聞いてしまうと、アァ、自分は日本人なんだと思ってしまいますね。アンコールのヘンデル、涙の流れるままに、これも泣かるものでした。
さて当日は天気がとても良く、紅梅がきれいだったので、周辺で撮った写真をいくつか載せておきたいと思います。
