
この一年間続いたNHKの番組が最終回を迎えました。私もそのほとんどを見終わり、「山本さんご苦労様」と拍手を送りたい気持ちです。

ザルツブルグをスタートととして、ミラノ、ミュンヘン、パリ、ヴィーンなどの美しい風景をバックに物語が進んでいきました。

この天才モーツァルトに纏わる話は、毎回登場してくれるゲストの熱いお話と、本人の手紙を読み上げる山本さんの巧みな話術により、私の脳裏にしっかりと焼きついたように感じます。

何度か
訪れた事のある建物はとても懐かしく感じましたし、次のチャンスがあったらどうしても行きたくなるような街の紹介もたくさんありました。

人との関わり合いから浮かび上がってくるモーツァルトの人間像、妻を思いやる数々の手紙、死を目前にして友とレクイエムを歌い涙したモーツァルト、胸にせまるものがありました。

計205回のシリーズ、それと特集を合わせ、たくさんの回数の番組を企画されたスタッフのみなさん、こんなにモーツァルトを身近に感じさせてくれて、本当にありがとう!!