
マリインスキー・バレエ東京公演の初日、文化会館に行きました。映像で何度も見た彼女ですが、その生の姿は本当に美しいものでした。この日を選んだのは、できるだけ違った場面で踊る彼女のバレエを、たくさん見たかった事がありました。バックを流れる演奏も歌劇場管弦楽団が「生」で演奏します。指揮者がゲルギエフではなくても、やっぱり本場の香りがしました。

当日の曲目は、プロコフィエフ「シンデレラ」第2幕より、ミンクス「バヤデルカ」第2幕、そしてストラヴィンスキーの曲に合わせた「ルビー」の3つを、21:20ころまでの3時間弱、たっぷりと楽しみました。

彼女のダンスからは、スケール感、優雅さ、安定感などを感じます。手持ちの映像ではもっとアクロバット的な演技も多いのですが、今回の演目もなかなか良いなぁと思いました。


バヤデルカ(ラ・バヤデール)はザハロワとゼレンスキーで観た事があったので、とても楽しめました。
ヴィシニョーワはどうしても第2幕を踊りたいと言ったらしく、これはジャパン・アーツのHPでも紹介されていました。次の写真はこのHPからの引用ですが、今回のマリインスキー・バレエ公演に関する情報が満載です。後半はロパートキナ、ゼレンスキーも登場します。みなさんも最高クラスのバレエを楽しんでみたらいかがでしょうか。