
指揮:藤岡 幸夫(首席客演指揮者)
ピアノ:松田 華音
曲目
ヴォーン=ウィリアムズ:「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26
伊福部昭:舞踊曲「サロメ」
本日はBSジャパン収録のカメラとたくさんのマイクが入っていました。いずれ藤岡さんの番組で放映されると期待しています。
ヴォーン=ウィリアムズは弦楽器とハープの音色がとても美しかったです。英国で研鑽を積んだ藤岡さんの気持ちが溢れているように感じました。
そして松田 華音さんのプロコフィエフ、23歳とは思えない堂々とした演奏ぶり、、、。ここのホールのスタインウェイでも赤みのあるピアノはなかなか良い音で聴いた記憶がないのですが、歯切れのよい演奏を聴かせてもらいました。
そして本題の伊福部昭「サロメ」。これには圧倒されました。少しゴジラに似たフレーズもありましたが、素晴らしい作品です。なかなか生では聴けない演目とか、、藤岡さんのプレトークが冴えてました。フルートはアルト⇒バスフルートに変更、伊福部先生ごめんなさい、と言う言葉もありましたが、打楽器も多種多様でオーケストラの醍醐味を存分に味わえる作品でした。これはTV録画して保存しなくてはと思いました。