曲目
バッハ(野平一郎編曲):「フーガの技法」より
シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 作品31
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
高関さんのプレトーク、YUTUBEとはまた一味違う内容でした。BACHを敬愛したと言われるシェーンベルクの12音技法の実演付き説明は、なんとなく理解できたような気持ちにさせてくれました。会場には野平一郎さんの姿もあり、演奏後にエールが送られました。シェーンベルクのメロディも現代音楽に比べれば可愛く(^^)感じられました。
そしてマーラー巨人の圧倒的な響き・アンサンブルには圧巻でした。正統派、ベートーベンをきちんと指揮できる人がマーラーを振ると、こんなにアグレッシブルな演奏になるんだと、改めて感心しました。団員の方もかなり疲労感を覚えたのではないでしょうか。シェーンベルクの緊張感と巨人の力あふれる連続演奏、大変お疲れさまでした。