指揮:高関 健
ソプラノ:森 麻季
モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
R.シュトラウス:4つの最後の歌
ブルックナー:交響曲第1番(1868年リンツ稿、新全集版)
森麻季さんは10年前くらい前からコンサートを聴きに行っていますが、その容姿も声も全く変わらず美しかったです。オケの音量がやや大きかったのが気になりました。
今回のコンマス横の席には吉武さんが座りました。FMラジオでもご活躍の彼女は、とても背丈もあるし、今回の演奏スタイルは堂々としていて、今後のCITYフィルの顔になってほしいと思いました。
なんと言っても素晴らしかったのはブルックナー1番でした。高関さんのプレトークにもありましたが、初演そのもののスコアで演奏されました。特に第三楽章の第2Vnとビオラの活躍ぶりには圧倒されました。なかなか聴けない曲なので、ブルックナーファンとしては、とても嬉しくなるコンサートになりました。