フォノイコライザ製作販売が累計2,000台に達したのを機会に、開発当初は半導体で実現できなかったSRPP回路を真空管で製作してみました。※点灯している真空管が見えるように、ケース前面に透明な窓を付けました
使用した基板は、
EMISUKEさんのEM-TUBE EQ1(CR型)です。12AX7と12AT7を2本ずつ使います。※手持ちは1本足りなかったのですが、amazonですぐ購入できました。トランスはいずれも手持ちの12V(ヒーター用)と70V(B電源)倍電圧整流で190Vを供給しています。
※ややハム音出る点は要改善
パーツ込みで1万円くらい、しかし大事なイコライジング部分のコンデンサがAMZマイラーだったので、手持ちのPPに全て交換しました。※写真は不使用のパーツ
音質はなかなか素晴らしいです。CR型の特徴であるメリハリと、やや味のある真空管の音が心地よく耳に響きます。
大きさはGKシリーズの何倍もありますが何とか設置。これからいろいろな名盤を聴き比べしてみるのが楽しみです。