
Conductor: Jaroslav Kyzlink
Sarastro:Pavel Vančura
Tamino:Richard Samek
The Queen of the Night:Olga Jelínková
Pamina:Kateřina Kněžíková
Papageno:Miloš Horák
Papagena:Lenka Pavlovič
Mozart:Ondřej Mataj
モーツァルトが愛した街プラハ、ドン・ジョヴァンニの初演でも知られているこの劇場で、素晴らしいオペラに出会いました。それも、モーツァルトが舞台に登場すると言う脚本です!

オケピットと観客席の間には衝立がありません。まるで中世のサロンで楽しんでいる感覚になってしまいます。
舞台の大道具はそれほどでもありませんでしたが、バックスクリーンを巻物のように交換しながらの方式です。王宮オペラ感覚ですね。

劇場の内装は何度かの修復がされてきたそうですが、建物そのものは当時のままとか、、、。とてもシックで豪華な内装でした。

真ん中のモーツァルトくんは舞台の袖で何やら書物をしていたり、舞台中央で配役と言葉を交わしたり、セリフをチェコ語に翻訳したりの大活躍。
パパゲーノがまた良い声、、合唱団から引きぬかれてここまでの実力をつけたとか・・・

パミーナは素晴らしい美女でした。いずれもチェコで音楽教育を受けた歌手たちで、底の深さを感じました。
夜の女王のアリアも立派、ナタリー・デッセイに負けない歌いっぷり。感動的なアリアでした。

http://www.narodni-divadlo.cz/en/show/7867?t=2015-10-13-19-00