
曲目
オネゲル:交響曲 第2番(弦楽のための交響曲)
ニールセン:フルート協奏曲
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67
指揮:高関 健 (常任指揮者)
フルート:竹山 愛
演奏前の高関さんによるプレトーク、オネゲルの最終楽章で入るトランペットのお話出てきましたが、弦パートだけの演奏が続いた後だったので、鮮烈な印象を持ちました。

フルートの竹山さん、愛らしい姿での登場でしたが、演奏に入るとキリッとした表情で素敵な音色を聴かせてくれました。フルートのソリストとしては、だいぶ前に高木綾子さんとハープの吉野さんの時を思い出しますが、今回の曲はオケにはフルートがいない構成で、なかなか面白かったです。
そして高関さんの解釈に期待を寄せた「運命」。その期待通りの演奏でした。キビキビとしているけれどもギスギスしていない、、カラヤンともクライバーとも違う素晴らしさでした。プレトークによると今回の譜面はウィーン初演を再現したものとか、、。その譜面は残っていないのですが、最近の研究から既存のものとの違いが明らかになりつつあるそうです。※私には違いが分かりませんでしたが(^^