
指揮:宮本 文昭、合唱指揮:藤丸 崇浩
合唱:東京シティ・フィル・コーア
G.ビゼー「子どもの遊び」作品22より
ラッパと太鼓/小さな旦那様と小さな奥様/舞踏会
C.ドビュッシー海―3つの交響的スケッチ
M.ラヴェル舞踏詩「ラ・ヴァルス」
M.ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲
感動的な演奏会でした。ロビーコンサートとアンコールは、どちらもモーツァルトのディヴェルティメントKV136。宮本さんがシティフィルで最初に取り上げた曲とのこと。アンコールではご自身のスピーチにより、「僕がいなくても素晴らしいオケなので、立派に演奏できる」と言った途端に退場。花束に囲まれた宮本さんには、満席の会場から熱い声援が飛びました。
今回のプログラムは全て、近代フランスの曲でした。今までの宮本さん指揮の演奏で印象深かったのは、マーラー「巨人」かな?・・・、少し派手な曲が多かったようにも思いますが、心温まるパーフォマンスには、いつも共感もちました。今後は指揮活動もやめて、盆栽作りに励むそうですが、果たして周りがそれを許してくれるのかどうか、、次の活躍を期待したいところです。