
曲目
チャイコフスキー: 歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
ムソルグスキー=ラヴェル: 組曲「展覧会の絵」
ちょうど
一年前のラフ3番の素晴らしさを思い出します。
まさに日付も同じ、一年ぶりでした。指揮者も宮本さん。でも前回の3番があまりにも素晴らしかったので、今回はやや消化不良でした。
あの力強い横山さんのタッチ、しかし音が聞こえません。ピアノはスタインウェイですが、やや赤みを帯びた機種のようで、長さも短めに見えました。フルコンとは言えないサイズではないでしょうか。宮本さんの指揮は常にフルボリューム、協奏曲としては配慮が足りないようにも感じました。
アンコールは横山さん自作の、ボカリーズをアレンジしたオマージュ、なかなか味わいがありました。シティフィルの団員も笑顔で聞き入っていたようです。横山さんの演奏会としては、9/23に同じオペラシティホールで、いくつかのソナタを5-6時間連続演奏するものが予定されているようです。また来年には4つの協奏曲を一度に演奏するものが、みなとみらいホールであるとのこと。指揮は下野さんなので、どちらかの演奏会に出直したいような気持ちになりました。