
ブラームス: 『悲劇的』序曲 作品81
ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
ブラームス: 交響曲 第4番 ホ短調 作品98
出演:Vn 大谷 康子、指揮:宮本 文昭
14:30から中野サンプラザの西郷輝彦ショーを観た後、19:00にオペラシティへ駆け付けました。
大谷さんのガルネリは、ブルッフにピッタリの音色でした。とても明るい性格でひょうきんにも見える演奏の姿から、美しい音楽が流れてきました。今までこの方の存在は知らなかったのですが、芸大博士課程を終了してから数々の音楽祭やオケと共演されているそうです。現在は東京音楽大学教授。
本日のコンマスは松野さん加えた2人体制、来年度いっぱいでシティフィルを降りる予定の宮本さんが指揮、ブラームス4番の途中でチェロトップの方の弓が壊れるハプニングもありましたが、順調な演奏でした。
ブラームスの交響曲ではいつもホルンが気がかりになりますが、とてもスムースで上手な演奏でした。コントラバスのトップはいつもと違う年配の方、もしかしたらリタイア記念コンサートだったかもしれません。
開演前のロビーコンサートも良かったです。ヨハン・シュトラウスの雷鳴と電光を2人のVnで、、藤野さんが次の曲併せて頑張ってくれてました。続くこうもり序曲はVla,Vc加えたカルテットにて、、楽しく聴かせてくれました。Vla佐藤さんの衣装が今回はノースリーブに戻り、眩しいほどの色気を感じさせる姿と演奏でした。
シティフィルとのお付き合いも4年目に入りますが、メンバーの交代も結構あり、なかなかお名前覚えるのが大変ですが、私にとってとても身近な存在になりつつあると感じました。