
【出演】
指揮=スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ピアノ=ベルント・グレムザー
【曲目】
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調
ミスターSは、この10/3に90歳の誕生日を迎えました。もう10年くらい前、サントリーホールで聴いたベートーベン1番とブルックナー7番は、とても感動的なものでした。歩く姿はやや弱々しくなったかもしれませんが、しっかりと立って指揮をしておられました。それも素晴らしくアグレッシブな演奏でした。独特のルバートを効かせた節回しも好印象です。
母国ポーランドを偲んでのショパン、ピアニストでもあり作曲家でもあるミスターS、有名になったのは70歳を過ぎてからだそうです。あのザールブリュッケンと共演したブルックナーシリーズは、今でも語りぐさになっているようですが、それを生で聴いた友人の話を思い出しました。オペラシティコンサートホールが揺さぶられるような演奏だったそうです。
読響の指揮者として、アルブレヒトの後を引き継いだのも、かなり高齢になってからでした。今は桂冠名誉指揮者として面倒を見ているようです。しかし、読響も凄い!! さすが歴史のある大オーケストラと感じました。ブレのないしっかりとした演奏で、美しさや力強さなど全て兼ね備えているプロ集団と思いました。ミスターSが果たした貢献も、相当なものだったと思われますね。
池袋の芸術劇場は、ホールとして少し手を入れたようでして、パイプオルガンにカバーをしたような舞台でした。音響は、最初は音がコモッているかな?みたいな印象でしたが、ピアノの音が力強かったし、オケメンバーの気迫がそれを跳ね返したような迫力で楽しめました。※このシリーズに関連する情報は
こちらにもあります。