
モーツァルトピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
ブルックナー交響曲 第5番 変ロ長調
指揮: 飯守 泰次郎
ピアノ: 菊池 洋子
菊池洋子さんのピアノは、まずその音色に惹かれました。開演前には飯守さん用のSTEINWAYとは別に、もう一つのフルコンが用意されていました。調律のみならず、独自のカスタマイズでもされているのではないかと思ったくらい、、、、
モーツァルト演奏の第一人者であるだけではなく、独特の音色世界を目指しているようにも思えました。特にアンコールのバッハは、出だしがピアノとは思えない、オルゴールのような音色、、おそらく弱音ペダルを駆使していたと思うのですが、続く主旋律の部分でも右手と左手の音色がはっきりと違うのです。凄い世界を創造している方だなと思いました。
さてメインディナーのブルックナー、開演前のプレトークでは飯守さんの熱い想いが溢れていました。ピアノで聴くブルックナーも格別です。彼が意図していたはずの曲構成がストレートに伝わって来ました。本番の演奏はさらに迫力がありました。今回から一番奏者に就任したオーボエとクラリネットの皆さん含めて、80分にも及ぶ大曲を一気に爆発させました。ぐったりとした姿に全員の満足感が伝わって来ました。本当にお疲れ様でした。