これまで愛用してきたSANYO Z3(800ルーメン)のランプが何時切れても困らないように、またDLPの明るさにも魅力を感じていたのでBenQ製品(2800ルーメン)に切り替えました。思わぬトラブルもあり、その回避のために一時期は2台を使い分けたりしてましたが、ようやく1台体制にできたところです。
MW512を3万円台で入手、Z3が定価で28万円する事を思えば格安でした。しかし予想される問題点がいくつかありました。
・HDMIのみ(D4なし)なので、入力の切替が必要
・レンズシフトがないので、スクリーン中央の位置に設置が必要
・動作音が大きい、うるさい
改めてHDMI切替器を購入(以前のハンファ製品は1年で壊れた)、サンワサプライの3入力切替用を選択。Z3では問題なく動作した、、、しかしBenQプロジェクタは全く受け付けてくれない。画面がチラついたり全く映らなかったりする(直接続では問題なし)。
続いてBuffalo製品を購入(黒い方)、こちらは自動切替がなかった。しかし現象変わらず使い物にならない・・・・。それぞれのサポートにメールしたら、とても親切な対応でした。どちらもプロジェクタ(国産、それ以外含めて)の動作確認は行なっていない、またHDMIケーブルを短くしてみてほしい、、、これは無理ですね! プロジェクタですから。
BenQ社にも連絡したのですが、サポート最悪でした。電源ケーブルの抜き差しを確認して下さい、HDMIケーブルを交換してみて下さい、切替器はトラブルのもとになります、、、など。こちらからは、Z3で動作していた切替器が動かないと質問したのに、、、
解決策:
MW512の取説を読んでいたら、RGB端子に変換器を介してD4ケーブル繋げられそうな話が書いてあったので、早速IO-DATAの変換ケーブルを入手しました。結果はOK! 良かった、良かった。D4出力のある機器をこちらにつないで、プロジェクタ側で切り替えるようにしました。使っているAVアンプがHDMIに対応していれば、まだやりようがあったかもしれませんが、、、
その後:
動作音がやはり大きいです。静かに音楽ソースを楽しむのはちょっと苦しい。しかし、昼間でもプロジェクタを使う気になるほどの明るさは、捨てがたいものがあります。また設置にあたってはレンズシフトが無い以外にも注意点がありました。天吊りにする必要がありました。つまり上方向しか光が広がらないのです。本格的にシアターを考えておられる方は、やはり20万円くらい出して、それ用のプロジェクタを購入されることをお薦めいたします。
※1枚目の写真は2台稼働の時点のものですが、今はBenQ(下)のみ設置しています