バイエルン国立を訪れたのは15年前の「マイスタージンガー」以来ですが、今回はバレエの上演に当たりました。ラカッラ出てくれないかな?と思いながらプログラム買ってみたら、何と4つめに名前が出ていました。ラッキー!!
※パートナーのシリル・ピエールは今回出ず
ここの桟敷席はゼンパー同様に、中央通路などなく、常に両端から人をかき分けて入る必要があります。この写真はロイヤルBOX付近から撮ったものですが、我々の席は舞台から4列目のほぼ中央でした。
曲目とキャストなどを、それぞれの写真に添えて見ましたが、ストラヴィンスキーやブラームスの曲に合わせた熱演が始まりました。
Scènes de ballet
Musikalische Leitung Ryusuke Numajiri
Choreographie Frederick Ashton
Musik Igor Strawinsky
Bühne und Kostüme André Beaurepaire
Licht John B. Read
Solistin Daria Sukhorukova
Solist Maxim Chashchegorov
Five Brahms Waltzes in the Manner of Isadora Duncan
Musikalische Leitung Ryusuke Numajiri
Choreographie Frederick Ashton
Musik Johann Brahms
Solistin Stephanie Hancox
Klavier Maria Babanina
Frühlingsstimmenwalzer
Musikalische Leitung Ryusuke Numajiri
Choreographie Frederick Ashton
Musik Johann Strauß
Solistin Katherina Markowskaja
Solist Lukáš Slavický.
Das Lied von der Erde
Bühne und Kostüme Nicholas Georgiadis
Licht John B. Read
Musikalische Leitung Ryusuke Numajiri
Choreographie Kenneth MacMillan
Musik Gustav Mahler
Die Frau Lucia Lacarra
Der Mann Marlon Dino
Der Ewige Tigran Mikayelyan
Von der Jugend Ilana Werner
Von der Schönheit Séverine Ferrolier.
Mezzosopran Heike Grötzinger
Tenor Bernhard Berchtold
Solisten und Ensemble des Bayerischen Staatsballetts
Bayerisches Staatsorchester
ラカッラの演技は来日公演で2-3度見ましたが、彼女のスラリと伸びた手足と柔軟な動きには驚嘆させられてきました。一説によると9等身とか10等身などと呼ばれるプロポーションです。数年前のWienニューイヤーコンサートにも登場しましたね。こうやって、彼女の本拠地で鑑賞できることを期待したものの、実現できるとは思ってもいませんでした。
沼尻竜典さんが指揮を担当されました。日本人として嬉しい限りです。ティーレマンが常任指揮者だと思うのですが、沼尻さんのオペラ指揮にも期待したいですね。
日本人の出演としては、もう一人バレエの Mai Konoさんが出ていました。ランクから言えば、Erste Solisten, Solistenに続くDemi-Soloになるようです。ラカッラと共に出演した「大地の歌」では、4人のソリストの一人として大活躍されていました。
※例によってホールの天井を撮影しました。シャンデリアが随分と軽量化されているように見えるのですが、15年の間に変更されたのでしょうか?