初めての矢崎さん指揮による公演、ソリストは菅野 潤さんでした。曲目は、
アーン / ベアトリス・デストゥの舞踏会
ドビュッシー / ピアノと管弦楽のための幻想曲
フランク / 交響曲 ニ短調
フランス音楽に精通する指揮者のお話でした。
第1曲目は弦楽器がなく、管打楽器とハープ、ピアノのための古風な響きのする舞曲とあり、少ない編成ながらもソリストの力量を大いに感じました。若いフルート奏者のお名前が団員名簿にないのですが、いつも感服する音色です。※名簿には伊藤倫子さんしかなく、いまオーディションの最中のようです。オーボエの鷹栖美恵子さんも素晴らしいです。
ピアノの菅野 潤さんは、バルセロナの音楽院教授とありましたが、後半の盛り上がりが凄かったです。アンコールの「亜麻色の髪の乙女」も最高!
休憩後、矢崎彦太郎と斉木眞一氏(中央大教授)によるプルーストに関するトークがありました。そのため終演が21:15にずれ込んでしまい、フランクを楽しむ心の余裕がなくなりました。21:20の地下鉄に乗って、21:30のロマンスカーに滑りこみセーフ!
※無闇に時間を引き伸ばさないでほしいです