
今回は映像ではなくてCDのお話です。私はショパンの第1番コンツェルトを、とても好感をもって聴きました。リューマチに冒された翌年(1979)の演奏だと思います。
CDの解説によると、安川さん本来の「ザッハリヒ」な面だけではなく「ルバート」なテンポに特徴がある点については、全くその通りと思いました。メロディが生き生きしており、さらに安川さんらしさが聞こえてきます。井上道義さんが33歳のときにN響と共に演奏したものです。N響との共演についてはこの
記録をご覧下さい。
1979年の機関紙「フィルハーモニー」をめくってみたところ、演奏旅行などで何度か共演した記録がありました。全てを網羅した訳ではありませんが、以下に示します。
07/07(土)18:30 蒲郡市民会館 ショパンP協Nr.1
07/10(火)18:30 北九州市八幡市民会館 曲名同上
07/12(木)18:30 久留米市石橋文化ホール 同上
07/15(日)18:30 佐世保市市民会館 同上
07/16(月)18:30 武雄市文化会館 同上
07/28(土)15:00 NHKホール「青少年のためのプロムナードコンサート」同上
ここまでは井上道義 指揮
12/25(火)18:15 埼玉県熊谷会館「第3回パイオニア・N響コンサート」同上
これのみイルジー・ビェロフラーヴェク 指揮
持ち合わせたCDの収録はNHKホールとありましたので、7/28の演奏会でしょうね。