
NHKホールで実際に観たルネ・コロはベルリンドイツオペラ(1998/02/15)だったのですが、手持ちの録画はハンブルグ歌劇場の方のタンホイザーです。
その時のインタビューでは、あと一度の来日を約束し、それを観に行ったのですが、なかなか美しい舞台が印象的でした。しかしTV放映がありませんでした。同時に持ってきた演目の「さまよえるオランダ人」は放映されたのに・・・。
ベルリンドイツオペラのタンホイザーで、ヴォルフラム役を演じたバイクルが、「オランダ人」の方の主役としても活躍していました。バイクルの「ゆうぼしの歌」は最高でした。
ハンブルグの方のエリーザベト役はセクンデですが、なかなかの歌唱力を持っています。他の手持ちのビデオにもいくつか登場しています。しかし、ちょっと体つきがゴツイせいか、今にも死んでしまいそうなエリーザベトにしては、力のある演技だったかもしれませんね。
ルネ・コロの映像としては、他にも「ウィーン気質」やモッフォ共演の「チャールダーシュ」、そしてバーンスタイン共演の「フィデリオ」などを持っています。しかし、バイエルンの「指輪」は持っていません。サヴァリッシュの指揮ぶりも見たいところなのですが。
ワーグナーのオペラ、特に音楽でいつも感心するのは、合唱の部分です。男声だけで奏でるハーモニーの美しさ、特に生で聴いた場合には胸がジーンとするほど響いてきます。ついつい熱中してしまうほどのワーグナーの「魔力」はこの辺にあるのかもしれませんね。