
"Pripyat"と言うロシア製の線量計を入手しました。よく見ると、1991年型のようでしたが、ネットでも評判の性能らしいです(電池が006P (9V)だったので、慌てて買いに行きました)。β線とγ線の切替え(機能+フィルタ)もあるので、これから使い方を覚えて活用したいと思います。
さてこのご時世、いろいろ考えさせられる情報が入手可能になりました。原発関連の本を3冊(佐藤栄佐久さん、広瀬さん、小出さん)読んだだけですが、日本国中が放射能に汚染されていると思います。特に7/27、Youtubeで見た児玉教授のお話はショックでしたし、「国会議員は何をしているのですか!、以上です」の締めくくりは迫力がありました。毎週のように南相馬市に出向いて、除染と調査を繰り返しておられるそうです。また机上の議論ばかりしている議員さん、その他政府、東電役員などへの痛烈な批判も含まれていると思います。それと同時に、いますぐ行わなければならない、重要な提案が含まれていました。
私の持論はいくつかありますが、児玉さん、あるいは小出さんらの話に耳を傾けて、すぐやるべき事を実行できる体制と政府関係者に期待したいです。首相といえども国会に法案を提出・可決させないことには身動きとれない事も多いようです。米国大統領が戦争開始の書類に署名するような大きな権限が、日本の指導者には与えられていないように思うからです。
しかし今の法律でも出来ることがあるはずです。他人をこき下ろすことしか考えていない政治屋はいりません。新しい法律ができたとしても、それを実施するのは人間です。心が通じる、開かれた政治が望まれます。
原発の将来については見通しナシと思います。まだ利権の汁を吸おうとしている政治屋、御用学者、電力会社が多いことに驚きさえ感じます。再生エネルギー利用については、個人として協力したいと思っていますが、国策としての推進と利用率は10-20%までなのでしょうね。それ以上に拡大するのは、むしろ自然を壊してしまうと聞きました。天然ガスへの切換え、発送電分離政策を強力に推し進める方々を応援していきたいと思います。