
一度は訪れてみたいと思っていたカテドラルに出かけました。演奏はLEGEND、男性5人のオペラユニットとピアノ伴奏2名の若きグループでした。
彼らは皆、国立音楽大学の出身メンバー、結成してから4年半と紹介がありました。このカテドラルに響き渡るヴォーカルに期待して、家内と共に当日を楽しみにしていました。

1960年代に建てられたこのカテドラルは、パイプオルガンを最新鋭のものに更新した時のドキュメンタリ番組を見た時から興味がありました。
祭壇を見上げると十字架を形どった天井が広がります。内装はコンクリート剥き出しで、特に手を入れるつもりは無いみたいでした。音はハッキリ言って良くないです。残響時間の問題ではなく、すぐ音が飽和するために、綺麗な響きにならないのです。でも本日の演奏はとても熱気にあふれていて、曲目は親しみやすく、大いに楽しめました。


ピアノ伴奏が付いたのも意外でした。アカペラの方が良かったかも、、です。
休憩時間に外へ出てみると、マリア像がライトアップされて綺麗でした。
ヨーロッパでいくつかのカテドラルを見てきましたが、音楽と強く結びついた姿を、ぜひ日本でも実現していただきたいと思った一日でした。