
NHKホール定期Cチクルス2日目に行って来ました。
本日の曲目は、
レスピーギ / 交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ / 森の神々*
ヴェルディ / 歌劇「オテロ」から「柳の歌」「アヴェ・マリア」*
ストラヴィンスキー / バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
指揮|ネルロ・サンティ
ソプラノ|アドリアーナ・マルフィージ*
※ソプラノは、マエストロ サンティのお嬢さん!!!
サンティとN響or読響で収録されたCDは、オーディオマニアにも定評があるようで、本日のマイクセッティングは例の巨大な「マイスター・ミュージック型」2本のみでした。
※FM生放送は前日に終わっているし、この音源がちゃんと放送されるかどうかが気になっています。マイクの影がソプラノの顔に当たり、明らかにミスセッティング、、、後半プログラムではさすがに一歩下がって歌っていた。

アドリアーナ・マルフィージの声はマエストロ譲りの美声で、しかも超美人・・・お母さんはどんな方なのでしょう。「森の神々」ではそんな事を考えながら聞いていたのですが、「柳の歌」は素晴らしかった!!!
声とか顔とか、響きのないホールとか以上に、心を揺さぶる何かがありました。マエストロの指揮にもその心が表れていたと思うのですが、私はすっかりオテロの場面に浸りきってしまいました。感動の嵐です。※終演直後の(きたないブラボー)には参りましたが、、、、
さて、当日のロビーでは、もう一つ思いがけないイヴェントがありました。来年2月にご卒業予定のTp津堅直弘さんを囲んだコンサートです。
私も会員だった1978年に入団し、終始そのトップを32年間演奏し続けたトランペット奏者とのこと。メンバーは他に、永峰高志(ヴァイオリン)、白井 篤(ヴァイオリン)、坂口弦太郎(ヴィオラ)、西山健一(チェロ)、西山真二(コントラバス)、竹島悟史(ピアノ)。そして曲目はマルセロ.ケンツビッチ作曲/七重奏曲「鮭」でした(^^
とても良い雰囲気の中で作曲者/演奏者である津堅さんのお話がありました。このロビーの音響は、大ホールとは正反対の良い響きがあって、私はとても好きな空間です。