
旅行後半(9/15-18)はウィーンで過ごしました。目的のひとつはリンツを訪れること、そう、ブルックナーのお墓があるフローリアン修道院に行きたかったのです。

ウィーンからリンツまではREで1.5時間、修道院までのバスは7:30, 9:30, 10:30発と少ないです。11:00からの案内ツァーに間に合うように行きました。
午後2:30からオルガン演奏がありますが、それを聞くと帰りが心配だなと諦めていたところ、たまたま音色の調整が入りました。ラッキー!!、大きな教会一杯にオルガンが響き渡りました。

左側がフローリアン教会のもの、右側はリンツ市内にある旧大聖堂のもので、いずれもブルックナーが演奏していたオルガンです。


お墓を拝んだ後は、リンツ市内散策、そしてウィーンに戻ってきました。本日は初めての楽友協会でコンサートを聴くのです。ルツェルン音楽祭から戻ってきたハイティンク&シカゴ響による、ハイドンとブルックナーでした。


ブルックナーの何番が演奏されるかは特に意識していませんでした。ところが出だしを聞いてビックリ、大好きな7番でした。フローリアン教会を訪問した日に、この7番を聴けるなんて、最高のプレゼントをもらったような感激を覚えました。

楽友協会の音は渋くてとても上品でした。残響時間も結構あります。オーディオでは決して再現できない音だと思いました。ブルックナーに、そして楽友協会ホールに酔いしれた一日でした。