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ギル・シャハムのVnリサイタル

急にお誘いがかかり、サントリーホールに行きました。ギル・シャハム、中堅どころの最高のバイオリニストです。まさか生で、それもこのような素晴らしいホールで楽しめるとは予想もしていませんでした。演奏はもちろんですが、私が感じたVnの音色としてもなかなか興味深い体験をしました。




 第一曲目のコープランドのソナタが始まったとき、あれっ、ここのホールはこんな音だっけと思いました。客席は1Fの中央やや後ろの方でしたが、とても残響の多い音でした。しかし聴きこむにつれて、素晴らしい音色に聞こえてきました。いや、音と言うよりも音楽の方に注意力が切り替わったのかもしれませんね。もしかしたら、耳の感度が変化したかもしれないし、ホールのエージングが進んだのかもしれません。

二曲目のバッハ、パルティータ第二番は最高でした。演奏としてはあまり「間」をおかずに、どちらかと言うと早めのテンポで進行したのですが、聞き手をどんどん引き込んでゆく、素晴らしい構成力も感じました。どんなプロの演奏家でも、この曲に対してはかなり構えて取り組むはずです。しかし、難曲中の難曲である事を全く感じさせない素晴らしい解釈と技術力を伴った演奏でした。ホールの残響は、この無伴奏曲にふさわしく、まるでイタリアかどこかの歴史ある教会で聞いているような気持ちになりました。

休憩をはさんで、フォーレの小品とブラームスの三番が演奏されました。いずれも大変美しく、また力がありました。パールマンの代役で脚光を浴びたと言う幸運があったかもしれませんが、そのオーソドックスな演奏スタイルと類まれなる技術、そしてひたむきな演奏の姿に心を打たれるファンが多いと思います。伴奏の江口玲(アキラ)さんは名前からみて、てっきり女性の方だと思っていたら、若くて優秀な男性ピアニストでした。出過ぎず早過ぎず、安定した演奏を聴かせてくれて好感を持ちました。アンコール2曲の曲名紹介をギルさんが行う毎に、日本語で繰り返してくれたりもしました。

帰宅してからWEBでバッハのCDを探してみたのですが、シャハムはまだ録音していないようで、じっくりとその時期を見定めているように思います。まだ32歳という若さを持ち合わせていることでもあり、私としても近代曲など、彼の「熱い」演奏を集めてみようと思います。今回は大変刺激になったコンサートでした。
by ja8cte | 2003-03-27 20:26 | Comments(0)