アムステルダムから電車で40-50分、お目当てはもちろんフェルメールの絵を見ることです。
ここマウリッツハウス美術館では、「デルフトの眺望」、「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」、「ディアナとニンフたち」の3点がありました。やはり撮影禁止だったため、これらは絵葉書からSCANしたものです。
ようやく逢えたターバンの少女、そしてデルフトの眺望は想像以上に素晴らしい作品でした。館内を巡りながら、何度この部屋に戻ってきたか、、。本物を現地で見ることは時間の制約もなく、心ゆくまで作品を味わう意味で、やはり最高です。
実は翌々日にアムステルダムの国立美術館でさらに、「牛乳を注ぐ女」、「手紙を読む女」、「小路」、「恋文」の4点を見ました。これらも絵葉書から取込んだ絵を貼り付けてみました。今年は「小路」などが日本に来るようですね。
今までに見たフェルメールの絵は、ルーブルで1点、ドレスデンで2点、ベルリンで2点ですので、全作品30数点の内12点を見たことになります。(ルーブルにはあと2点あるらしいが、記憶なし)
せっかくハーグまで来たので、トラムで20分ほどのデルフトへ足を延ばすことにしました。フェルメールが生まれ育って、絵を描き続けた場所です。町並みはヴェネツィアを連想させるような建物と運河の並びが続きます。旧教会と新教会が隣接していますが、「デルフトの眺望」に写っている高い建物がこの塔かもしれません。
右下の建物はフェルメールの記念館らしいのですが、生まれた家なのか住んでいたところなのか未確認のままです。左下はマルクト広場と市庁舎。
町をブラブラしていたら、美味しそうな魚を並べている店がありましたので、ニシンを挟んだサンドイッチを食べました。この店では何と寿司ネタも豊富なのです。思わずシャッターを切ってしまいました。