本当は一泊したかったのですが、片道2時間50分かけてインターシティで往復することにしました。写真は中央駅です。
まずはグランプレスから。小雨にもかかわらず多くの人が集まっていました。市庁舎と旧王宮が向かい合っている広場ですが、王宮と言っても王様が住んだことはなかったそうな、、、
上が市庁舎、左下が王宮です。この広場からアーケードがモネ劇場方面へと伸びています。まるでミラノに来たような錯覚を覚える、洗練されたショッピング街とガレリアが続きます。
ちょっと迷いながらも王立モネ劇場にたどりつきました。大野和士さんは退任されましたが、川村奈菜さんがコンマスで活躍されているはず、、ちょうどオペラ開催ピークの時期にあたると思われます。
王立美術館を訪れました。
たまたまこの9月まで、英国王室所有の展示が併設されていて、美術館所蔵の絵画と並べての展示もありました。特に興味をひいたのは、ブリューゲル親子の作品です。
王室所有の父の作品は、修復による改竄の部分があり、王の命により2歳以下の子供を殺していくシーンが鳥や猿などに塗り替えられていたのに対し、息子の同一の絵柄にはオリジナルのままの子供が描かれ、それらが並べて展示されていた事でした。これは絵葉書からSCANしたものですが、常設の方は撮影可だったので、いくつかの有名な絵を以下に挙げてみました。
ブリュッセルでもうひとつ有名なのが、この小便小僧ですね。旧王宮には各国から集まった小僧さん用の衣服が展示されているとか、、、それは見学しなかったので、52種類の服を着たトランプを、記念に買いました。
アムステルダムとはまた違った雰囲気の街、そしてフランス的文化と言語が醸し出す空気を味わえた一日でした。