ファンの皆さんはすでに先週、ご覧になったと思うのですが、本日やっと全幕通して観る事ができました。
今年の1月6日のMET公演でした。先週末は続けて4つのオペラが放映され、そのいずれもが傑作で、さすが手抜きをしないMETと思います。
このオペラは大変美しいメロディが満載ですが、ネトレプコは今回もその卓越した歌唱を披露し、実力抜群の人気歌手であることを、改めて知らしめたような気がします。
この公演全曲はすでにFM放送でしたか、インターネットラジオだったか、私のメモリープレーヤで何度も聞いたものでしたが、こうやって格調高い舞台を見ると、やはり素晴らしいですね。
愛する人が去ってしまったあとの狂乱状態が続くのですが、この長丁場を時には仰向けになったままで見事に歌いこなしていました。
幕間のたびに楽屋のインタビューがあり、受ける方も大変だったと思いますが、ルネ・フレミングがきれいな英語で話しかける姿は好印象でした。終演後のソデの様子も中継され、例の彼女のガッツポーズが見れました。スケジュールがビッチリで大変だと思うのですが、当の本人はしっかりとオペラを楽しみながら好演している様子が良く分かった放映でした。