指揮:高関 健
ピアノ:牛田 智大
曲目
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 作品25(シェーンベルクによる管弦楽版)
牛田さんは17-8歳でしょうか、我が長男に似た(^^)ハンサムBOYでした。今回のスタインウェイは音がとてもよく響き、調律のせいか彼のタッチのせいか、くっきりした音で楽しめました。
「皇帝」は思い入れのある曲でして、大学1年の時に私もオケに参加しました。スコアもまだ持っています。第3楽章ラストのティンパニーとのかけ合いが始まると、ワクワクしてしまいます。ピアノの音色は終始クリアな響きで、若さを感じる演奏だったと思います。アンコールはプーランク作曲「エディット・ピアフを讃えて」、、美しい曲でした。終演後のロビーにはサインを求める長蛇の列が・・・。
次のブラームスはとても面白かったです。見事な選曲と思いました。最初はブラームスらしい出だしなのですが、シンバルの音色と共にシェーンベルクに変身する、、みたいな構成でした。また聴いてみたい曲になりました。
ただ高関さんの双翼配置はやや難あり。大きな音(打楽器含めて)が左からしか聞こえず、右側が手薄です。せめてコントラバスとホルンくらいは右側に配置してほしいと思いました。
CITYフィルメンバーの異動もかなりありそうです。客員コンマスの松野さんが退任、Vlaの渡邉さんもです。Vnの征矢さんは最近見ないので心配。Vc三間さん、団員になってくれないかな?、Vla佐藤さん、応援してます!