また本場のオペラ歌手が来日しました。プログラムは2つあり、まず海老名(7/27 19:00)に行ってきました。
このシリーズは3回目の鑑賞となりますが、合間には主催の長谷川さん、そして旅行で一緒だったメンバーの方たちと楽しいおしゃべりもできました。
海老名公演で素晴らしかったのは、レポレッロを演じた若手のバリトン歌手。男が男に惚れるが如く、声良し・歌上手しでウットリ聞いていました。もう一人初めてのソプラノ歌手いまして、ピアニストのカティア・ブティニアシビリにそっくりな方でした。出だしは玉を転がすような美声、そして強靭な声も響きます。ネトレプコに決して負けない歌いっぷりでした。しかし皆さん歌が抜群なだけでなく、演技も素晴らしい!!!。今回も最前列でたっぷり楽しんできました。
次は厚木文化会館の「椿姫」に行ってきました(8/1 18:00)。今回の主役はヴィオレッタ役のヤナ・ベルナトヴァさん、熱唱でした。金髪の美人さん、前回のドン・ジョヴァンニではツェルリーナ役で楽しい演技(舞台にお客さん連れてマゼット役に仕立て、肩たたきしたり^^)でしたが、今回は出ずっぱりで大変だったと思います。
演技力も抜群、、その迫真の歌唱には多くの観客が涙したと思います。ジェルモン役のギュンターさんも今回は素晴らしい歌声、、アルフレード役のヤン・バビヤクさんはいつもながらの張りのある声でした。他のメンバーの出番は少なかったですが、第二部のアリア集で思う存分力を出し切った歌声を聴かせてくれました。
どちらの演目も本場・本物のオペラを求める観客には、大いに満足されたと思います。次回は来年1-2月のバビヤク3兄妹の公演があります。これはとても評判の内容と聞きましたので、今から楽しみにしています。