ヴィヴァルディ「四季」をアレンジした新作ダンスを鑑賞してきました。ニコラ・ル・リッシュも出演してくれると嬉しかったのですが、パリオペラ座では初めての創作&振付とのことでした。
※前回のオペラ座は見学のみだったので、シャガールの絵とシャンデリアの下での公演が楽しみでした
配役は、
CALIGULA: Stéphane Bullion
LUNE: Muriel Zusperreguy
MNESTER: Nicolas Paul
CHAEREA: Adrien Couvez
INCITATUS: Audric Bezard
CAESONIA: Miteki Kudo
主役の Stéphane Bullionはとても大柄で、ムッルやボッレと見間違えるくらいに堂々としていました。もう一人のNicolas Paul(だと思いますが)は、ル・リッシュではないかと思わせるような踊りでした。若手と言っても、やはり底辺の広さを物語っていると思いました。
前列の左から2人目が工藤さんと思われます。美しい演技で、終始リードしていました。※検索してみると、日本人の父とフランス人バレリーナ(ヌレエフのパートナー)の間に生まれたハーフのようです
カーテンコールで呼び出されたのは、おそらくル・リッシュでしょう。
「四季」の音楽全体の合間には、効果音をバックに演じるシーンもあり、むしろその方が迫力もあったように思います。新作を快く味わえた演出でした。