JAZZには疎いのですが、最近LPを少しずつ集めだしました。しかしナベサダ以降の演奏と音は、ロックと言ってもおかしくないくらいの派手やかさを感じます。その中で手持ちの一つだったコルトレーンの録音には、何か新鮮なものを感じることができました。
ただし、それを感じ取るためのカートリッジが必要です。私が最高と思っている、DL103Rでは何の感激も味わえないくらいの存在だったのです。楽器が左右に別れ過ぎているし、音は良くないと思っていました。
ところが最近中古で入手した"SPU Classic G"と言うカートリッジを使い始めてから、その印象は根底から覆されてしまいました。実に生き生きとした音楽が聞こえてくるのです。写真で一番右にあるのがSPUです。かつての名機復刻版ですが、同じオルトフォンのMC20と比べても、音の傾向が全く違います。古い録音を甦らせてしまうパワーがありました。
JAZZはCDでなく、LPで聴くことがお薦めと言われます。しかし最新技術(6N素材とか)を使ったカートリッジでは、古い録音は駄目なようです。ましてやCD焼き直しでは、もっと反対方向の(つまらない)音が出てくるのではないでしょうか? LPレコードは、その時代の名機と言われる装置で聴かなければ、本当の良さが理解出来ないのではないか、と言うのが今回の結論になりました。
さて話は変わりまして、我がオーディオルームにはエアコンがあるので、ここで寝ることにしようと考えました。それでベッド台を自作しました。PEPEを飲みながら音楽を楽しむ、、眠くなったら快適な空間でそのまま横になれる、、何と私は不精なのかしら・・・とか(^^